その他のお知らせ等

 (一社)日本科学飼料協会または飼料関係業界からのお知らせ等があればこちらでお知らせする事があります。

月例研究会開催のお知らせ

第486回月例研究会を開催いたします。


演題:20年後の肉牛肥育はどうなっている?

概要:コロナ禍真っただ中の2021年頃から輸入飼料価格が高騰している。これが畜産業へ及ぼす影響は計り知れない。畜産業の中でも、養豚、養鶏及び肉牛肥育は特に穀物飼料への依存度が高い飼養スタイルである。穀物は、家畜の飼料であるが、ヒトの食料でもある。世界レベルでは、人口増加への対応が喫緊の課題としてあり、これは食料問題へも発展する。こうしたことから、穀物による家畜生産が将来も持続できるだろうか。視点は少し違うが食肉分野では、代替肉や培養肉など、家畜由来でない肉の生産技術開発が活発に行われている。これであれば飼料は必要ないかもしれないが、私は、将来もリアルミートが食べたい。 肉牛肥育で一般的な話として、1頭のウシを肥育するのに5トンの穀物飼料が必要とされている。ウシは草食獣であるが、なぜこのような飼養スタイルになったのか。それには生産効率の追求に加え、日本特有の牛肉生産技術も影響している。それは脂肪交雑である。このための技術は、芸術的と言えるほど、びっしりとサシが入った牛肉の生産が可能となり、世界的にも注目されている。しかし、最近では脂肪交雑に偏重し過ぎると言った見方もある。そこで飼料と肉牛肥育について10年後、20年後も持続できる飼養スタイルとは、どういったものがあるのか、考えていきたい。

講師:柴田昌宏 氏 (日本獣医生命科学大学応用生命科学部 動物科学科 教授)

開催日:令和7年1月31日(金)14:00〜16:00

開催方法:WEB開催(zoomのウエビナ―開催)

参加対象者:制限なし

参加費:2,000円(税含)*学生は無料

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申込期日は、令和7年1月24日(金)正午までとし、お支払いは1月28日までにお願いします。

*なお、期日までにご入金が間にあわない場合は、事務局までご一報ください。



◆◇◆近年開催した月例研究会(pdfにて資料提供)◆◇◆

*資料の無断転載は、ご遠慮願います。転載される場合は、協会の許可を得てください。


功労賞・技術賞

 (一社)日本科学飼料協会では、飼料関係技術の発展、畜産の振興と業界の健全なる発展に寄与するため、毎年、本会会員や畜産関係の学識経験者の推薦をうけて、 畜産の振興と業界の健全なる発展に寄与するような飼料に関する技術上の顕著な業績に対して昭和37年から技術賞を、畜産の振興と業界の健全なる発展に寄与した者に対して昭和48年から 功労賞を選定し表彰を行っております。

  ●表彰規定
  ●技術賞歴代表彰者
  ●功労賞歴代表彰者